難関医学部生Tのブログ

首都圏の難関医学部に通う大学生です!医療に関する記事や僕の好きなサッカーやテニスなどについて雑記していきたいと思います!

医学部の勉強は大変か?

 今回は漠然と大変そうというイメージを持たれがちですが、実態があまり知られていない、医学部の勉強について記事にしたいと思います✍️

 興味がある方や、これから医学部を目指そうとする方の参考になれば幸いです🙌

 

 まず1年生ですが、教養です。普通の大学生と同じように一般的な教養科目を学びます。大変さも一般の大学生と大差ないです^_^

 

 次に2.3年生です。2年生から基礎医学の科目が始まり、解剖学、生理学、生化学、発生学、組織学、分子生物学、病理学、薬理学、衛生学、微生物学、免疫学、寄生虫学などを学んでいきます。

 2年生になると、1年生の頃とはうって変わって勉強量が格段に増えます(笑) 一般に言われてるように医学部の試験範囲が1000ページを超える、なんてことはこの時期からですね…かなり早い段階からです…(笑)

 ただ、出席に関しては大学ごとにかなり差があるようです。全ての講義で出席をとる大学もあれば、ほとんど出席を取らず、テストさえできればいいという大学もあります。大学入試の偏差値が上がるにつれ、後者の傾向が強くなるイメージがあります(笑)

 

 4年生になると、ついに臨床医学の勉強が始まります!臨床医学っていうのは、簡単に言うと、よく皆さんが病院で目にするやつです。内科とか外科とか整形外科、眼科、皮膚科、産科、婦人科みたいな診療科別の勉強のことを言います。

 つまり、4年生になってはじめて、the 医者みたいな勉強がはじまるわけですね!

 ここの勉強量は2.3年生の頃よりさらに増え、まさに試験前はみんな頭がパンク寸前って感じです💦 直前にかなり詰め込むので、試験が終わると大体のことを忘れてしまいますが(笑)

 

そして4年生の夏〜終わりにかけてCBTとOSCE(オスキー)というプレ国家試験みたいな全国規模のテストがあります。これはそれぞれ学力と診察問診技能を評価する試験です。この試験に合格しないと5年生以降の、実際に病棟に出て患者さんと触れ合う臨床実習に参加できません!

 なんで、こんな試験をするかというと、一応実際の患者さんに触れ合うわけですから、医学生といえでも、最低限の知識や技能は身につけてないと困るよって事です。

 自分が病気を抱えてる患者さんだとしたら、なんの知識もない診察の仕方も分からない学生に来られたらそりゃ嫌ですもんね…(笑)

 

 そしてこれらを全て通過して5年生まで進級すると、2年間、病院での臨床実習になります🎉

 これは巷ではBSLとかポリクリって呼ばれてますね!

 実際の患者さんと触れ合ってみると、座学だけでは学べなかった事がたくさんあって、とても見識が深まる毎日です!

 また、実際の医療現場に足を踏み入れるので、その緊張感も伝わってきて、身が引き締まる思いになります(笑)

 

 2年間の病院実習を乗り越えて、(ある大学は)卒業試験、国家試験に合格すると、晴れて研修医として医者デビューという事ですね👨‍⚕️

 僕もまずは無事に大学を卒業し、国家試験にストレート合格することを目標に頑張っていきたいと思います🙌